飽和透水係数
飽和透水係数
飽和透水係数
透水係数の測定には定水位法と変水位法とがあるが多くの土では変水位法が用いられているようである。測定上の注意点としては,透明の給水管の内面を良く洗って濡れを良くしておくこと,給水管から水を補給する際,水を洗浄瓶から強く出し過ぎて土の表面を撹乱しないことである。また,変水位法は2点の高さを知らなければならないが,高さを測る基準を間違える学生が多い(図4を参照)。
k = aL/tS ln(h1/h2)
ここで,aはパイプの断面積,Sは試料の断面積,Lは試料の長さ,tは水位がh1からh2に低下するまでにかかった時間である。h1とh2は試料下端からの距離ではなく,排水面からの距離であることに注意する。